「症状がないから大丈夫」って本当? 性感染症と検査の基本

自分のからだのことでも、性感染症については、誰かに聞きにくいことがありますよね。

今回は、いくつかの問いかけを通して、性感染症と検査について一緒に確認していきます。

知らなかったことがあっても、大丈夫。
自分を責めるためではなく、これからの自分を守るための知識として読んでいただけたらうれしいです。

はじめての方へ|夜の道しるべご案内

特典と撮影サービス、ブログ記事を1ページに

ご案内ページを見る
目次

Q.すべての性感染症は、治療すれば完治する?

答えは、NOです。

治療によって治せる性感染症がある一方、現在の一般的な治療では、体内からウイルスを完全に取り除くことが難しい感染症もあります。HIV感染症や性器ヘルペスは、その例です。

ただし、「完治しない=何もできない」ではありません。

HIVは、適切な治療を続けることでウイルスの増殖を抑え、健康を保ちながら生活できるようになっています。また、治療によってウイルス量が検出限界未満の状態を維持できている場合、性行為によってHIVを相手に感染させないことも分かっています。

性器ヘルペスも、薬で症状を和らげたり、再発を抑えたりする治療があります。感染が分かったときは、ひとりで抱え込まず、医療機関と相談しながら対処していきましょう。

Q.自覚症状がないまま、感染していることもある?

答えは、YESです。

クラミジアなどの性感染症は、感染していても症状がないことがあります。本人が気づかないまま経過し、炎症などの問題につながる場合もあります。「痛くない」「かゆくない」「いつもと変わらない」だけでは、感染の有無は判断できません。

また、感染する場所は性器だけではありません。オーラルセックスやアナルセックスなどによって、のどや直腸などに感染するものもあります。

自分にも相手にも症状がないからといって、感染の可能性がなくなるわけではないのです。

Q.検査で陰性だったら、直前の感染も否定できる?

必ずしも、そうとは限りません。

感染してから、検査で見つけられるようになるまでには時間がかかることがあります。特にHIVなどでは、感染していても検査で分からない時期を「ウインドウ期」と呼びます。

ここで区別したいのが、「症状が出るまでの期間」と「検査で分かるまでの期間」は同じではないということです。

「潜伏期間」は、感染してから症状が現れるまでの期間を指します。検査を受けるタイミングは、それとは別に、感染症の種類や検査方法に合わせて確認する必要があります。

検査の際には、次のように伝えてみてください。

「心配な接触があったのは○月○日です。今受けられる検査と、後日もう一度必要な検査を教えてください」

早い時期の検査で陰性だった場合には、時間をおいて再検査が必要になることがあります。継続して感染の機会がある人は、検査の項目や間隔についても医療機関に相談しましょう。

ただし、症状があるときや、相手の感染が分かったときは、検査に適した時期まで自己判断で待たず、まず受診してください。

また、妊娠やHIV感染の可能性がある接触の直後には、時間を逃さず検討したい対処があります。「検査で分かるまで待つ」のではなく、早めに相談することが大切です。

検査は「項目数」だけでなく、「調べる場所」も大切

たとえば、クラミジアや淋菌の性器の検査が陰性でも、それだけでのどや直腸の感染まで否定できるわけではありません。接触した部位に応じて、別の検査が必要になることがあります。

また、性器ヘルペスや尖圭コンジローマなど、できものの診察や、症状のある場所からの検体採取が重要なものもあります。

「たくさんの項目を調べたから、すべて大丈夫」ではなく、「自分に必要な項目と部位を確認できているか」を意識しましょう。

知っておきたい性感染症の例

以下は、名前と特徴を知るための一覧です。全員がすべての検査を受ける必要がある、という意味ではありません。

感染症覚えておきたいこと
クラミジア・淋菌感染症自覚症状がない場合もあります。性器だけでなく、接触に応じてのどや直腸の検査も検討します。
梅毒症状がいったん消えても、治ったとは限りません。検査と適切な治療が必要です。
腟トリコモナス症原虫による感染症で、治療薬があります。
性器ヘルペス症状が治まってもウイルスは体内に残り、再発することがあります。
HPV感染症型によって、尖圭コンジローマや子宮頸がんなどに関係します。
HIV感染症適切な治療を継続して、ウイルスの増殖を抑えることが重要です。

これらの特徴や検査・治療の考え方は、厚生労働省、WHO、CDCの案内で確認できます。

マイコプラズマ・ウレアプラズマは?

「マイコプラズマ」は、種類を区別することが大切です。

マイコプラズマ・ジェニタリウムは、尿道炎や子宮頸管炎などに関係する性感染症です。ただし、CDCのガイドラインでは、症状のない人全員への検査は推奨していません。症状が続く場合などに、検査の必要性を医師が判断します。

一方、マイコプラズマ・ホミニスやウレアプラズマは、ジェニタリウムと同じように扱うものではありません。CDCの子宮頸管炎の診療指針でも、これらの検査は推奨されていません。「項目があるから追加する」のではなく、検査や治療が必要な理由を医師に確認しましょう。

検査を受ける場所は、ひとつではありません

性感染症の検査・相談先には、婦人科、泌尿器科、性感染症を扱うクリニックなどがあります。予約時に、希望する検査項目や部位に対応しているか確認するとスムーズです。

「待合室で顔を合わせるのが気になる」「名前を呼ばれるのが不安」という人は、予約方法や待合室、呼び出し方法、結果の受け取り方を確認して選んでも大丈夫です。

自費検査と保険診療の違い

症状がなく、健康チェックを目的として希望する検査は、一般に自費診療です。一方、感染が疑われ、医師が診療上必要と判断した検査や治療は、保険診療の対象になることがあります。保険が使えるかどうかは、検査・治療の内容や条件によって異なります。

自費検査で陽性だった場合も、その結果を持って、保険診療を扱う医療機関に相談してください。予約時に「自費検査で陽性だったため、診察と治療を相談したい」と伝えるとよいでしょう。

「ブライダルチェック」などの名称だけで決めず、何を調べられるか、必要な部位が含まれるか、費用はいくらかを確認することをおすすめします。

郵送検査キットという選択肢も

自宅で検体を採取し、郵送して調べる検査もあります。利用する際は、検査項目だけでなく、採取・返送の手順や、陽性だった場合の受診案内も確認しましょう。

なお、「自分で採取する検査は、必ず精度が低い」というわけではありません。 たとえばクラミジアの一部の検査では、適切に自己採取した腟の検体について、医療者が採取した場合と同程度の検査性能が確認されています。ただし、すべての市販キットの精度を保証する意味ではありません。

そのため、「念のため、毎回別の病院でも二重に検査する」を基本にするのではなく、採取がうまくできなかった、検査時期が早かった、症状が続くなどの場合に、再検査について相談しましょう。

また、HIVなどは、最初の検査で陽性でも、感染を確定するために確認検査が必要です。結果だけを見て、ひとりで結論を出さないことも大切です。

費用が気になるときは、公的な検査も

保健所などでは、無料・匿名でHIV検査を受けられます。梅毒やクラミジアなどの検査を一緒に受けられる施設もありますが、項目、料金、予約の必要性は施設によって異なります。事前に確認してみてください。

検査は、自分を責めるためではなく、自分を大切にするために

「何もなければ、それでよかった」
「何か見つかったら、必要なケアにつなげよう」

そんなふうに、自分のための健康管理として考えてもらえたらと思います。

不安や気まずさまで、ひとりで我慢しなくて大丈夫。
自分が相談しやすい場所を、少しずつ見つけていきましょう。

🌷 夜の道しるべ公式LINE

今のお仕事のことから、これからの働き方まで。

夜の道しるべでは、女性が「ちょっと困ったな」「もっと集客をよくしたい」「この先どうしよう」と思ったときに、必要な情報やサポートを選べる場所を公式LINEにまとめています。

💗 相談したいとき
こまちへ直接質問できる相談窓口や、ブログなどには掲載されない非公開相談をご用意しています。
また、外部のAI相談サービスや専門機関・公的な相談窓口など、自分に合った相談先を探すこともできます。

🌸 集客サポート
そのまま使える「写メ日記アイデア帳」や、写メ日記の添削サポートなど、毎日の集客に役立つコンテンツをまとめています。

🌱 働き方・限定求人
面接で聞かれやすい質問や答え方をまとめた「面接カンニングシート」、LINE読者向けの限定求人など、これからの働き方を考えるための情報も。

🎁 LINE読者限定の特典も
撮影サービスで使えるクーポンや、無料の撮影モニター募集などを不定期でご案内しています。

全部を使う必要はありません。
今日のお仕事に役立つものから、困ったときの相談先、これから先の働き方まで。
今の自分に必要なものだけ、必要なタイミングで使ってくださいね。

夜の道しるべは、日々のお仕事から、その先の人生まで応援できる場所を少しずつ整えています。

神楽こまち
地元で夜のお仕事を始め、その後は全国各地でさまざまなお店や働き方を経験してきました。

現在は会社員として働きながら、「夜の道しるべ」を運営しています。

夜の仕事も、その先の人生も。
女性が自分に合った選択肢を安心して選べるよう、これまでの経験を活かして活動しています。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次