神楽こまち(Kagura Komachi)
自己紹介
高校を卒業後、飲食店でのアルバイト勤務と、風俗嬢を掛け持つ。25歳に風俗嬢を卒業し、就職活動に取り組む。現在は東京の某会社で事務職を務めている。休日は女性のお悩み相談窓口でボランティアの相談員として活動中。
性格はとにかく前向きで好きなことに一直線。短所は飽き性で不器用なところ。苦労したこと・頑張ったことは、家族の最期を見送るまで介護に一生懸命取り組んだこと。それから、メンタルを病んで全国各地を転々としながらも出稼ぎ生活を2年間続けて生きたこと。好きなことは、映画鑑賞、景色の写真を撮ること、カフェめぐり。好きな動物はネコ、カワウソ。好きな場所は図書館。子供の頃の性格はおとなしく読書が好きな子供。学生の頃の部活は…帰宅部だったけれど放課後は友達とお出かけを楽しんでいた。現在頑張っていることは病気の治療で、目標は心身ともに健康を取り戻すこと。座右の銘は、「一期一会」、「千里の道も一歩から」
今頑張っている女性が少しでも早く前に進めるように、過去の私と同じような苦労や負担を少しでも回避できるように、
「5年前のわたしに伝えたいメッセージ」
をひとつひとつ懸命に考えて絞り出していけたらなと思います。
不器用な部分や至らない点も多いかと思いますが、温かい目で見守っていただけたら幸いでございます。どうぞよろしくお願いいたします。
将来のビジョン
風俗嬢を始めるきっかけは人によって違うかと思いますが、ほとんどの方はこんな想いから業界に踏み込んだのではないでしょうか。
「あともう少しだけお金が必要。せめて日払いで受け取れる仕事があったらいいのに。」
風俗で働く女性は、社会的要因や健康問題、家庭環境など、さまざまな要因が複合的に重なり、本人も無自覚のまま追い詰められ気づいたら風俗の道を選んでいるというケースがとても多いです。メディアでの放送や一部の人たちの声が目立つことで、風俗で働く女性に対して偏見の目や誤った解釈を向けられる場面が少なくないですが、実際に相談窓口の現場に立って相談者様の声を聞いていると、
「風俗の道を選んだ女性は、決して、甘えではない。」
という確信が強まる一方です。
むしろ、最後の最後まで追い込まれてもなお、誰にも頼ることができず、ひとりで背負い込み、グラグラに揺れ動く気持ちのなか、現在に至るまで自力で生きて、生き抜いた人たちがとても多いと思うのです。
もし、将来的に女性の活躍できる仕事場をさらに増やせたのなら、風俗以外にもっと広い選択肢を選べる女性が増えるかもしれない。
もし、風俗で働いている女性が体調を崩したときに、別の仕事を選べたらきちんと収入源を確保しつつも休んで回復することができるかもしれない。
こういった考えは、ひとむかし前の時代だったなら夢物語だったかもしれません。ところが今はAIやITなどの科学技術をはじめ人間の生活環境は私たちの想像以上に急速に進化し続けています。人にとって今までになかった新しい仕事場がこれから先、より一層速いスピードで創られていくことでしょう。むしろ、私たちの考えがまだ時代の進化に追いついておらず、のびしろが多い状態といえます。凝り固まった古い考えや常識は捨てて。10年あれば、上記のアイデア実現も決して難しくはないはず。
まだまだ小さな一歩ではありますが、現在は人材業界で働きながら、会社のシステムや組織づくりを勉強しています。将来、女性や若い人がもっともっと積極的に活躍できる会社づくりを目指して。