罪悪感を感じなくていい。差し入れを“手放す勇気”も優しさのひとつ

読者様からのご相談

「お客さんからの差し入れを捨てるのが罪悪感です。
特に食べ物をたくさん捨てると、あまりいい気持ちになれません。
お客さんの前では喜んでるのに、裏では捨ててるのが最悪な気がします。」

その気持ち、とても分かります。
優しい人ほど、相手の気持ちを受け止めすぎて苦しくなるんですよね。

でもね、それでもあなたは何も間違っていません。
むしろ、ちゃんと“優しさの筋道”を守っています。

🍰 差し入れは、必ずしも「あなたのため」ではない

風俗のお仕事における差し入れやプレゼントって、
一見「女性を喜ばせるため」に渡しているように見えるけれど、
実際は“渡す側の安心のため”であることも多いんです。

たとえば──
「自分を覚えてほしい」
「特別に思われたい」
「サービスをよくしてほしい」
 

そんな気持ちが、無意識に紛れ込んでいることがあります。

もちろん、全員がそうだとは限りません。
 

でも、心のどこかで“自分を満たすため”の動機を持っている人が多いのも事実です。

☕ 「喜んでくれた=成功」と思ってしまう人たち

渡す側の男性は、好意を“スタンプラリー”のように考えてしまうことがあります。
 

「何かを渡せば好感度が上がる」──そんな単純なものではないのに、
「お金や物=気持ち」だと勘違いしてしまう。

でも、人の心はそんなに機械的じゃありません。
 

そのギャップを一番優しく埋めてあげているのが、実はあなたなんです。

あなたは笑顔で受け取って、
その人が“気持ちを届けた”という安心を得られるようにしている。
 

それだけで、もう十分にサービスできています。

🍩 「捨てる=冷たい」ではなく、「守る=やさしい」

シュークリーム12個を全部食べきれる人なんていないし、
常温で置いておけないものは腐ってしまう。
いきなり手作りのものを渡されても、怖くて食べられないのが普通です。

無理に受け止めようとして、体調を崩したり、
家に持ち帰ってストレスになる方がよほど悲しい。

あなたが“食べずに捨てる”という選択をしたのなら、
それは相手の気持ちを否定しているわけじゃありません。
 

自分の心と体を守る、優しい行動なんです。

💌 「ありがとう」と笑って、そっと手放す

大切なのは、心を込めて「ありがとう」と言えたこと。
それで十分。
 

“受け取って喜ぶ”ところまでがあなたの仕事で、
“それ以降の処理”は、もうあなたの優しさの範囲外です。

むしろ、

「相手の気持ちを否定せず受け止めて、
 見えないところで静かに整理してあげる」

──それってすごく大人で、
ものすごく思いやりのある対応です。

🌙 まとめ:あなたはちゃんと優しい人です

差し入れを捨てることに罪悪感を感じるのは、
あなたが真面目で、人の気持ちを軽んじられないから。

でもね、
もともとその差し入れは“あなたのため”ではなく、
“相手の満足”のために生まれたものだったのかもしれません。

だから、
受け取って笑顔で応えてあげた時点で、
もう十分、相手の心には届いているんです。

捨てることは裏切りじゃない。
それは“優しいお片付け”です。

こまちのゆるゆる雑談ブログでした🌷

──こまち

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